休暇分散

 

今年はコロナウイルスの感染防止も目標として、お盆や正月休みを分散する動きがあります。ってニュースかやってた。

 

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コロナ関係なくても、分散休暇はしたほうがいいと思うよ!!

 

いろんな場所の週末の混み具合は異常。

 

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それから、これもネットニュースの受け売りなんだけれど、フランスでは基本8月はどこも休みなんだけれど、最低限で会社が動いており、それは新人が活躍する場面であるって読んだ。

 

順番に、もしくはそれぞれの希望の休みが回ってきて、新人は悪いけど休みは後回し。

でも、それは挑戦のチャンス。

春は先輩と仕事してたけど、夏は一人立ちする時期。しかも、フランスでは8月がほとんどの会社が休み・やってても新人ばかり・むしろ自分も休みで旅行行ってたりで、お客さんも了解しているので、よっぽど困らないと問い合わせや仕事を依頼することがないそうだ。

 

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これっていい社会の仕組みだと思うな。

新人も夏までに一人立ちって目標があるから頑張れるし、その頑張った時期が終われば自分も休暇!

 

先輩も自分がゆっくり休暇するには教えないといけない。夏に休暇はいらないよって人は夏働いて(新人サポートしないといけないけど、もしかしたら暇できるかも。)秋冬好きなときに休む(むしろこの時の方が仕事は忙しいかも)。

っていう仕事上のメリット。

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日本みたいに、カレンダーでがっちり決まってるわけじゃない。

ただフランスは分散休暇だけど、ほとんど8月に休暇を取る。

 

だから、8月はサービスがとてつもなく悪いか料金が高いかのどちらか。

急がないなら平常運転の時期まで待てばいいし、急ぎだったらサービス悪くても料金高くても了解しなよっていう仕組み。

 

賃金の適正化と寛容な心を作る仕組みが作れるというメリット(笑)

 

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決められたカレンダー通りじゃないから融通が、きく。一斉じゃないから観光地ラッシュや出国ラッシュや渋滞にはならない。

せっかくの休暇の旅行が待ち時間だらけに、人まみれにならずに住む。

っていうQOLと休暇エンジョイのメリット

 

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あと、正規社員の雇用のメリット。

 

観光地の繁忙だけ、週末だけ、働いてほしい。平常時はいらない。そういう理由で雇っている非正規社員とかアルバイトとかを減らせる。

 

非正規社員は悪いわけじゃないけど、

今は観光地とかでムラがあるときに、正社員の基本給を抑えたいから非正規を雇う雇用者。

好きなときに休んだり、融通がきくからって理由で非正規社員を選んでる。

…っていう構図だと思う。

 

それが分散休暇で仕組みづくりもできたら、

①観光地の仕事のムラをなくせる

②働いている人の心の余裕ができる(週末だからと気合いを入れなくて済む)

正社員は有給休暇もいろんな保障もつく

③正社員の方が、保険料とか税金とかちゃんと収められるから国も国民も安心

 

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どこを、みてもメリット多いと思うんだけどなぁーーー。

 

お医者さんですら、8月休むらしいよフランス。

 

デメリットは前述の、8月のサービスの悪さと料金の高さくらいじゃないの。

いいことばっかり。

 

懸念は、仕組みはすぐできないだろうからどこから着手するの?ってところと、

分散休暇にするなら、人々の寛容な心と人員がいるってことかな。

 

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うちの店は人不足が常だし、去年初めて有給消化しなさいって5連休あったときも大変だった。

個人のマンパワーに頼ってるところが大きいせいで、この仕事はこの人しかできないが多い。

 

一人欠勤したらもう、どこかの仕事を切らないとやっていけないっていう毎日の綱渡り。

 

人員がいれば、個人のマンパワー頼りにならず、仕組み化できて、より休みやすい・分散休暇できる